何よりもまずは清潔感
結婚は外見でするものではありません。
婚活中の女性も男性も、「自分の人柄や内面を見てほしい」と願っているものです。
ですが、会話する前から目に飛び込んでくる「第一印象」がいいほど、その後のお付き合いもスムーズに進むのも事実です。
ファッションなどの身だしなみを失敗すると、なかなか女性に「あり」の判定をもらいにくくなってしまいます。
40代からの婚活で失敗しないファッションには、「清潔感」があることが大前提です。
どの年代の女性も求めるものはファッションセンスよりも「清潔感」と言われていますが、具体的に女性はどこを見て清潔感を判断しているのでしょうか。
それは、歯を磨いたりお風呂に入ったりする「清潔にすること」とは若干意味合いが異なるのです。
清潔感とは、「身ぎれいにしているな」と相手が感じる印象です。
具体的には、「頭にフケがないか」「ヒゲが伸びていないか」「脂ぎった肌をしていないか」という顔のパーツを見て判断されていることが多いです。
せっかく素敵なファッションで婚活に臨んでも、ボサボサに伸びた髪やガサガサの唇では婚活は失敗してしまいます。
低価格のヘアサロンでかまわないので定期的に通って髪を整え、できることなら毎日スキンケアをしてお肌をきれいにするだけでも清潔感はアップします。
顔だけではなく、服装も注意が必要です。着古した服や擦り切れた靴は、それだけで不潔な印象を与えてしまいます。
何年も愛用してくたびれたシャツは捨てて、お気に入りの靴はクリーニングに出しましょう。
オジサン臭いファッション、髪型は絶対モテない
清潔感を演出したら、次はファッションと髪型です。
せっかく頑張ってデートの約束をしても、いざ現れた男性の出で立ちを見て「絶対無理…」と女性が引いてしまっては2度と会ってはもらえず失敗に終わります。
精いっぱいのおしゃれをして婚活をしても、男性は気づかないうちにファッションで失敗することがよくあるのです。
婚活に励む40代の男性が失敗しないために気を付けることは、「オジサン臭さ」を徹底的になくすことです。
まさか20代のころに買った服を今でも着続けていないでしょうか?
20代の時の洋服やファッションセンスでは、厳しい婚活の争いでは失敗する可能性大です。
人は、人生の中で一番ファッションに興味があった頃の影響を強く受けてしまうものです。
最も無難と言われるスーツですが、身体に合ったサイズでしょうか?
袖や肩回り、丈などが明らかに体よりも大きく、ダボっとしたスーツは昔の流行であり「オジサンスーツ」の象徴です。
カジュアルな場所でのデートでも、アメリカンカジュアルのチェックシャツにヨレヨレのチノパンという「いかにも休日のオジサン」ファッションでは女性も愕然としてしまいます。
動物園やスポーツ観戦といったアウトドアデートで特にありがちな失敗例ですから、気を付けましょう。
指先(爪)、ヒゲ、小物などの細部まで気をつけよう
婚活中の女性は、男性の細かいところまでさりげなく、そしてくまなくチェックしています。
身だしなみも細部まで気を配ることで、失敗を回避できます。
まず不潔感の象徴ともいえる「長く伸びた爪」は絶対にNGです。
女性に「この人と手をつなぎたくない」と思われれば婚活失敗は確定です。
爪は短く切り、ゴミが詰まっていないかこまめにチェックします。
ひげも注意が必要です。
最近は「ヒゲなし」派の女性が圧倒的多数ですから、剃っておいた方が無難です。
剃り残しも気を付けて、髭剃りで肌が傷ついたらクリームを塗って保湿しておきます。
時計にも気を付けましょう。
デート自体が本来フォーマルな場ですから、カジュアルなイメージの強いデジタル時計は失敗しやすいので避けます。
経済力のアピールポイントにもなりますから、自慢の逸品の腕時計があれば使いましょう。
香水をつけるか迷う方もいますが、婚活の場に限らずつけすぎは失敗します。
香水は男女問わず香りに好みがあるので、お相手の好みに合わないと失敗しやすいアイテムです。
つまり香水はつける必要はありません。
「加齢臭がしない」「洗濯洗剤や柔軟剤の匂いがふわっとする」程度で十分です。